海外データ入力(データエントリー)とは?
日本と海外データ入力会社の違いは
データ入力代行会社に仕事を委託する企業が増えています。そして日本のBPO会社だけではなく、海外データ入力会社という選択肢もあります。
海外データエントリーと日本のデータ入力代行会社を利用する際の違いは何があるでしょうか。
海外データエントリーを選ぶ理由で1番に挙げられるのはコストダウンです。
人件費の安さにより価格が安くなることを狙うのです。ただ手書き文字や冊子の状態のままのデータの依頼は、少し割高になってしまいます。企業内で単純作業を減らし、主務業へエネルギーを集中させることも委託の目的です。
日本のデータ入力サービスは、業務自体のコストでは海外のサービスと比べると見劣りしますが、コミュニケーションコストの点では勝るため、場合によっては日本の代行会社のほうが安価に済むときがあります。
データ入力を含めた海外BPOの首位はインドや中国でしたが、最近はコスト面などでベトナムやフィリピンに追い上げられてきています。
海外データ入力の特徴
海外データエントリーに依頼するには、定型フォーマットの履歴書や名刺等が向いています。活字や数字、アルファベットは海外の入力者も得意にしているからです。
逆に日本語の手書きの文字は苦手にしています。癖字や略字だけでなく、濁音や半濁音でも間違いが起こることがあります。
そのような案件はやはり日本の会社に依頼するほうが無難でしょう。また、大容量データを海外のデータ入力代行会社に発注すると、量に応じてさらに単価を下げてくれる場合もあります。
海外データ入力案件の内容は
海外のデータ入力代行会社は多数のスタッフを抱えていて、そのマンパワーで大量データを処理するのが得意なところが多いです。顧客データ入力やアンケート入力、伝票入力や名刺入力などに力を発揮します。携帯会社や教育業の申込書、物流会社での伝票や棚卸票、小売業のアンケートなど、アウトソースする業種や仕事はさまざまです。
海外データエントリーには向き不向きな分野はありますが、うまく活用できればメリットはたくさんあり、心強い戦力になります。