事例で見る、海外データ入力
海外データ入力の失敗事例と成功事例に学ぶ
海外データ入力を依頼するとどのように進んでいくのでしょうか。海外データ入力の成功事例を見ると、具体的なプロセスが分かります。また、海外データ入力の失敗事例を元に、気を付ける点を合わせて見ていきましょう。まずは、海外データ入力の成功事例です。
ヤマト運輸では、以前より業務の効率化の為の海外データ入力を検討していました。
そこで、経理業務を対象に外部委託の実施を検討しました。
結果、コスト削減をより効果的にするために、経理6業務を中国にアウトソーシング化しました。現地の処理率は順調に増え続けており、目標通りのコスト削減を実現しています。
コールセンターでの海外データ入力の成功事例
アウトバウンドコールセンターでは、デイリーの成約案件の報告を自社内スタッフで行っていました。コストを抑えるために日本国内データセンターに委託しましたが、高コストな上に納品期限が遅いという問題が生じました。
結局、自社の対応に迫られスタッフが業務終了後に行っていましたが、スタッフの疲弊と業務の生産性低下に悩まされました。そんなとき海外データ入力を知り、委託したところ月間8,000件の成約案件の翌日納品を実現。データエントリー費用を70%削減することに成功しました。
最後は海外データ入力の失敗事例を見ていきましょう。
海外データ入力の失敗事例
OA機器販売A社は、日常の受発注、顧客管理、アンケート集計など、今まで自社で賄っていた業務を海外データ入力へアウトソーシングすることを検討。初めは会社の一部の人間だけで進めていこうとしましたが、実際に業務を行っている社員がいないと業務委託を進めていくのは難しいと判断。
そこで、社員に海外へ業務を移すから対応するように通達したところ、大きな反発を招いてしまいました。結果、社員の協力が得られず計画が進まなくなってしまいました。
これから業務委託を考えるなら海外データ入力の成功事例と失敗事例を参考に、計画を立てていきましょう。