ベトナムのデータ入力事情とは
ベトナムデータ入力の今
BPOという言葉をご存知ですか。BPOとは(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)の略で業務の一部を外部企業に委託することをいいます。コスト安を理由に海外へBPOを行う会社が増えており、その中でも、ベトナムデータ入力が注目されています。ベトナムデータ入力代行会社は、日本の法人が出資して現地法人を設立しているところが多く安心して任せられると好評です。
例えば、企業のマーケティング支援を業務内容とする「株式会社サウザンドクレイン」は2012年にベトナムに現地法人を設立し、日系ディスカウントスーパーチェーンのポイントカード申込書の会員情報の入力など、日本語によるベトナムデータエントリーの作業を行っています。
ほかにも、「サンコーベトナム」や「トランスコスモスベトナム」などベトナムデータエントリービジネスを支える日本法人出資のベトナムデータ入力代行会社が幾つかあります。
ベトナムデータ入力はコスト安が魅力
ベトナムデータ入力代行会社が増えている背景には、雇用にかかるコストが日本、そして、中国と比べても大幅に安いことがあります。日本でデータ入力を行う人材を採用する場合、1人当たり月に約18万円と言われています。
これに加えて社会保険の事業所負担などの経費が加わります。コストが安い言われる中国でも11~13万円はかかります。ベトナムの場合は、これが、3~4万円で抑えられるのです。
ベトナムデータエントリーはコストパフォーマンスが素晴らしいのです。
ベトナムデータ入力は日本語入力に強い
ベトナムデータ入力代行会社の強みは、日本語力が高い入力者を確保できることです。これはベトナムが親日国家であり、中学から日本語教育を実施している学校があったり、日本語検定資格を取得している人が多かったりするからです。
ベトナムデータエントリーの会社によっては、大学と提携し、日本語科の生徒を積極的に受け入れています。このように日本語に堪能な入力者を確保しているのに加えて、入力したデータの最終チェックを、日本人従業員が行う場合が多く、顧客企業からの信頼を得ています。