ベトナムデータ入力の事例
ベトナムデータ入力の成功事例 ベトナムデータ入力の失敗事例から学ぶ
自社の業務の一部を海外企業に委託する企業が増えており、データ入力を委託する際に、注目されているのがベトナムデータ入力です。入力者の雇用にかかる費用は、日本の1/5~1/6と言われており、ベトナムデータ入力費用もそれを反映して、日本の半分以下の料金で済むと言われています。
今回は、ベトナムデータ入力の成功事例とベトナムデータ入力の失敗事例を見ていき、成功した際の成果や気をつける点などを確認しておきましょう。
ベトナムデータ入力の成功事例
テレフォンアポイントを行っている会社での導入事例をご紹介します。こちらの会社では、月8000件の成約案件のデータエントリーにベトナムデータ入力を導入しました。
導入前は時給1200円の発信担当のスタッフが入力を兼任していたため、コストがかかるだけでなく、本来の仕事の効率も悪くなっていました。導入後は、月8000件の案件を1日ごとに入力で翌日に即納し、データエントリー費用を70%削減することに成功し、また、スタッフが本来の仕事に専念できるため、生産性がアップしました。
続いて、ベトナムデータ入力の失敗事例を見ていきます。
ベトナムデータ入力の失敗事例
地元企業にトライアル的に納期を設けずベトナムデータ入力の案件をお願いしたところ、「いま忙しいので、改めて取り掛かります」といわれるばかりで進まず、案件がまったく進まなかったというケースがありました。日本では考えられませんが、ベトナムでは、「忙しい」という理由が、ビジネス上も立派な言い訳になることがあります。こうした文化の違いには、注意が必要です。親日国家で日本人と雰囲気が似ており、日本と同じ感覚で仕事を進められると思いがちですが、必ずしもそうではありません。
コミュニケーションスキルを過信せず、多少割高でも日本にも拠点があるデータ入力会社に依頼するのが無難でしょう。
信頼できる会社に依頼し、自社をベトナムデータ入力の成功事例としたいものです。