インドBPOの事例
インドBPOの成功事例

まず、インドBPOの成功事例としてOKIデータがあります。OKIデータはインドのアウトソーシング企業のウィプロに基幹システムの開発とその保守、運用を委託しています。3年間で総コストを3割減らせるとしています。
また、医療分野でのインドアウトソーシングの成功事例もあります。アメリカやカナダでは、カルテの電子化に伴って、医師のカルテ作成に時間を取られているのです。そこでデータ化の作業をインドへ委託しました。インドの人件費はアメリカの人件費の1/3となっているので、最大で60%のコスト削減を実現しています。
インドBPOの失敗事例
インドBPOの成功事例の次に失敗事例を挙げていきます。オフショア開発の例として、「納期に間に合わない」「コスト削減につながらなかった」というケースがあります。日本企業の仕様の追加による変化に対応できず、納期に間に合わなくなったり、遅れを取り戻すために人員を追加したことで、コスト増になったりしています。また、要望通りのものができあがってきたが、使いづらいとの指摘を受け、作り直しになってしまうこともあるようです。これらは言語の違いによって意思疎通ができていなかった点に失敗の要因がありました。
その他、インドアウトソーシングでコストダウンができると踏んで受注金額を安くしていたばかりに、赤字になる場合もあります。
インドBPOにおける成功事例と失敗事例から得られること
インドBPOの成功事例とインドBPOの失敗事例はインドアウトソーシングをする上で、とても参考になるはずです。成功事例はそのまま参考にすればいいのですが、失敗事例については、その失敗の対応策を立てる必要があります。その対応策にコストがかかるのであれば、トータルでコスト削減になっているかも判断しなければいけません。それらを含めて、インドでのBPOに価値があるのかを見極める必要があります。
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