フィリピンBPOのメリットからフィリピンBPOサービスを知る

近年のフィリピンは以前から盛んなコールセンター業務だけではなく、画像加工やCAD、データ入力、オフショア開発などのアウトソーシング先としても大変人気のある国です。今回はフィリピンBPOサービスのメリットとデメリットをあげることで、フィリピンにアウトソースできる業務内容について考えます。

フィリピンBPOのメリットとしては第一に英語が公用語であるため、人口の7割の人が英語を話せるということがあげられます。そのため英語圏向けのコールセンター業務に適しているだけでなく、現地の労働者と英語を使って直接コミュニケーションをとることができるという利点もあります。

また中国やベトナムよりも人件費が低いということもメリットです。

それではフィリピンBPOのデメリットとは何でしょうか？次はフィリピンBPOのデメリットについて考えてみましょう。

フィリピンBPOサービスにおけるデメリット

上述のフィリピンBPOのメリットとは反対にフィリピンBPOのデメリットとしてあげられるのは、人材面の不安です。

一般的にフィリピンでは転職が盛んで、ひとつの職場に長くとどまるという考えが薄いため、企業へのロイヤルティが希薄だということです。

またBPOの中でも、画像加工やCAD、データ入力、オフショア開発の方面では中国やインドに比べると歴史が浅く、対応できる分野の幅が限られていることがデメリットです。

フィリピンBPOサービスの委託が可能な業務

ここまでフィリピンBPOのメリットとデメリットについて説明しましたが、その内容をふまえてフィリピンにアウトソースできる業務についても考えてみましょう。

英語を話すことができる人が多いというメリットと、画像加工やCAD、データ入力、オフショア開発の歴史が浅いというフィリピンBPOのデメリットから、上でも述べたようにコールセンター業務はフィリピンへのアウトソースに向いているということがわかります。

またオフショア開発においても大規模なシステム構築ではなく、アプリの開発やシステムのテストなどが委託可能な業務のようです。