海外BPO(BPOサービス)とは?
業務を委託して身軽になろう

BPOというのは「ビジネス・プロセス・アウトソーシング」の略で、アウトソースする相手が海外企業である場合、これをオフショアBPOと言われたりします。
海外アウトソーシングにより大きなコスト削減が見込まれることが日本企業の注目を集める理由の一つですが、本来は経営効率をよくするための手段として用いられてきました。
少し前までは日本語能力やセキュリティ面、品質の保証など不安要素が大きかった海外BPOサービスですが、最近は海外アウトソーシングもメジャーな手法となり、品質も国内で生産したものと遜色なくなってきています。
オフショアBPOを賢く利用すると、コストも企業の業務もすっきりと身軽になれるかもしれません。
BPOサービスはどのように広まっていったのか
日本では1990年に地方行政改革指針が発表されて以降、地方自治体がコアとなる業務以外を民間企業に委託する傾向になり、そこから業務をアウトソーシングする動きが拡大していきました。日本国内でアウトソースされていた業務は主に、財務や経理など忙しくなる時期の決まっているデータ入力に関する業務とコールセンターやカスタマーセンターなど電話応答業務です。
では人件費削減のためにこれらの業務を海外アウトソーシングできるでしょうか。
データ入力業務や電話応答業務などは、高い日本語能力が問われます。そのため海外BPOサービスは向いていないといわれていましたが、近年は日本語能力が高い海外BPOサービス業者も増えてきており、品質の高いデータ入力業務を委託することができるようになりました。また、この他にも画像加工やCAD/CAM、動画編集などを海外のBPO業者にアウトソースする流れも増えています。
海外企業にはどんな業務を委託するべきか
一口に海外アウトソーシングといっても国によって得意分野がありますが、現在オフショアBPOで委託される業務の主流はIT分野です。ソフトウェア開発では各国がしのぎを削り、非常にレベルが高くなっています。
そのほかに海外BPOサービスを利用できる場面としては、英語による応答ができるコールセンターなどがあります。特に英語教育の水準が高いフィリピンが得意とする分野です。
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