ベトナムでの3D/CAD/CAM/製図代行とは?
ベトナムのCAD/CAM技術の高さとは

ベトナムは中国よりも人件費が安く、教育水準の高さや勤勉な国民性、なによりも反日感情がないといったメリットから注目されています。しかし実際にベトナムへアウトソーシングとなると不安を感じる企業が多くあるのも事実です。日本人に気質が似ているとはいえ、法律も商習慣も違う国です。現地の情報もあまり入ってはきません。コストが低いというメリット以上のデメリットがあるかもしれないという不安に駆られるのも仕方のないことと言えます。言語の問題があるために、コミュニケーション不足からくる失敗を引き起こしかねないかもしれません。
しかし、日本向けの日系企業がCAD/CAM技術を持ったベトナムCAD設計者を使ってCAD作成を行うのであれば、不安はぬぐえるのではないでしょうか。現地にはそのような会社が何社もあります。多くはベトナムで一流の大学、たとえばハノイ工科大学やホーチミン市工科大学を卒業したベトナムCAD設計者が働いているのです。
日系企業によるベトナムCAD設計
CAD作成のために雇用されるベトナム人は、日本工業規格での作業を求められます。ですから、CAD/CAMのソフトが日本での規格に対応していないため、日本とは規格が違うということはありません。また、日本語を習得しているか、習得することを求められるので、言語の違いによるコミュニケーション不足への懸念は少ないといえるでしょう。品質の高さも日本のレベルを基準にしています。ベトナムCAD設計をアウトソーシングしている業種
ベトナムにCAD作成を発注している業種は多岐にわたります。機械設計、生産設備の製造、自動車生産設備製造、医療機器製造、プラント、鋼材製造、半導体、家電機器製造、板金・金物、建築・土木などです。CAD/CAM業務という内容からやはり、製造業がメインとなっています。低いコストと品質の良さというコストパフォーマンスの高さに加え、なによりも日本向けであることから取引先も日本企業であることがほとんどです。