ミャンマーデータセンターでコストカットとリスク回避

クラウドサービスが浸透するとともに、その膨大なデータを保管する場所の確保が急務となりました。そこで注目されているのがDCサービスです。コストカットやカントリーリスクを回避するために、東南アジアにデータセンターを開設する動きが出てきています。中でもミャンマーデータセンターは2015年がDCサービス元年と言われており、市場が形成されるのは2016年以降と予測されている最新の市場です。

もちろん日本国内にもクラウドに向けたデータセンターはありますが、ミャンマーにおけるデータセンターとの大きな違いは、電気料金などのインフラ面にかかる費用や人件費、そして地震など天災のリスクです。ミャンマーは日本に比べて電気料金や人件費が安く、大幅なコストカットが期待できます。そして、日本における最大のカントリーリスクである地震を回避できるというメリットがあります。

ミャンマーのデータセンター事業に乗り出すのなら

ミャンマーデータセンターは空調やセキュリティなど、関連する多様な事業の機会を作り出すのではないかと期待されています。そのためDCサービス事業の誘致に積極的であり、今まさにビジネスチャンスが訪れています。しかし、ビジネスチャンスだからといって安易に飛びつかず、まずはリスクを把握するべきでしょう。

ミャンマーにおけるデータセンター事業はまだ新しい分野です。ノウハウや技術者が確立していないため、まずは指導が必要となります。また、ミャンマーは水害に弱い国です。データセンターに集まる電子機器は水に弱いので、水害への対策が必須となるでしょう。クラウドで預かったデータを破損させては会社の信用に関わります。

ミャンマーデータセンターを検討するなら

クラウドによるデータ管理が一般化するにつれ、ますます需要が高まるDCサービス。ミャンマーにデータセンターを置くのなら、サポート企業を利用してみましょう。まずは各サポート会社のホームページからメールフォームや電話などで問い合わせて見積もりを請求します。複数社の見積もりを比較して、目的と予算にあった会社を選びましょう。