中国でのDTP制作の料金
日本と中国のDTP制作費用の差

ただし安価である分、日本の制作会社のような細やかなサービスを中国の制作会社に求めてはいけません。中国DTP制作は機械的な作業を人海戦術で行うものなので、デザインの相談や要望の行き違いがあっては困る案件などは日本の制作会社に任せた方が良いでしょう。日本のDTP制作の見積もりにはデザインの相談料やサービス料が入っていると思えば、日本と中国のDTP制作の費用差に納得ができるのではないでしょうか。
見積もりはどのように決まるのか
DTP制作の見積もりは多くの場合、日本と同じようにページあたりの単価で決まります。そのほかに、必要であれば指示の翻訳などが追加されてDTP制作の費用が決定します。その後、制作会社と何度か要望のやり取りをして完成というのは中国DTP制作でも日本のDTP制作でも同じ手順です。中国でのDTP制作は、最初の原稿通りに仕上げることが目標です。日本の制作会社ではよりよくする提案などがあるかもしれませんが、中国の制作会社に同じサービスを期待することは難しいでしょう。もし仕上がりが不安であれば、作業途中のものを納品してもらい、仕上がりのイメージや修正点がないかを確認する時間をとるといいでしょう。
見積もりを1社だけ見て決めるのは危険
中国DTP制作会社の中で、日本からの業務を請け負っている会社は日本向けにサイトを制作している可能性が高いです。まずは日本語のサイトを探し、なければ中国語のサイトを探してみましょう。制作会社のサイトから電話やメールで問い合わせることでDTP制作の見積もりを作成してもらうことができます。見積もりを作成してみると相場と比べて安すぎたり高すぎたりする可能性もあります。数社に見積もり作成を依頼して比較してみることをおすすめします。納得のいくDTP制作の費用を出すかどうかというのも信頼できる会社を選ぶポイントです。