2015年のBPO市場は5年連続増で1兆円突破
調査会社のIDC Japanは2015年10月、国内のビジネスサービス市場に関する調査結果を発表した。ビジネスプロセスアウトソーシング(BPOサービス)市場とビジネスコンサルティング市場で構成される市場で、2015年の市場規模は前年比5.5%増の1兆46億円と初めて1兆円を超え、5年連続でプラス成長になると予測した。また、IDC Japanは、2014年~2019年の年間平均成長率(CAGR)を4.2%と分析。活発な需要を背景にプラス成長を継続し、2019年には1兆1668億円にまで拡大すると予測した。
人事、カスタマーケア(コンタクトセンター)、財務/経理、調達/購買の4分野で構成されるBPOサービス市場は、4分野の全てでプラス成長を達成。合計で同4.3%増の6674億円にまで拡大すると予測した。
IDC JapanではBPOサービス市場が好調なことについて、大企業における中期的な体質改善に向けた間接業務の効率化の需要が継続していることを指摘。あわせて、中堅企業における利用も拡大しつつあると分析している。
ただし、2015年4月に実施したユーザ調査結果によると、国内市場ではカスタマーケア以外の間接業務BPOについては、各業務とも堅調に上昇してはいるものの、利用率は10~15%程度と依然として低い水準にあるという。
■ニュース参照先
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/news/14/110601779/103000377/?bpnet
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